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■第42回お金と切手の展覧会(山口展)が開催されました。
令和元年8月7日(水)から8月12日(月)までの6日間、山口県山口市の株式会社山口井筒屋「山口店」5階催場において、独立行政法人造幣局、独立行政法人国立印刷局、一般財団法人印刷朝陽会の共催で、貨幣、お札、切手に関する知識の普及や事業の紹介を目的として、第42回「お金と切手の展覧会」(山口展)を開催しました。
中国地区では、「お金と切手の展覧会」を過去5回開催していますが、山口県での開催は今回が初めてです。大判、小判と明治以降の貨幣、お札と切手の歴史、貨幣やお札・切手の製造工程、勲章や褒章、世界の珍しいお札や切手の展示、偽造防止技術の紹介、造幣・印刷事業の紹介ビデオなど、貨幣、お札、切手の製造やその歴史に関する知識の普及・宣伝に努めました。なお、平成31年4月9日付けで日本銀行券の改刷および500円硬貨の改鋳が公表されたことから、新しい日本銀行券と新しい500円硬貨についても紹介しました。
夏休み期間中でもあることから、古銭の拓本体験・貨幣袋の重さ体験・コインの選別機体験・凹版印刷体験・凹版彫刻実演・手すきはがき体験・目打ち体験・1億円の重さ体験などの体験コーナーは、小中学生の子供たちにとってふだんできない体験ができ、大いに盛り上がっていました。さらに造幣局と国立印刷局が独自に作成した「学習シート」や会場内で配布された資料には、何気なく使っているお金と切手について、さまざまな発見ができるヒントが満載で、来場者からは夏休みの自由研究にピッタリと大好評でした。
この展覧会は、共催三者の他に、株式会社山口井筒屋の協賛、山口県教育委員会、山口市、山口市教育委員会、山口商工会議所、山口中央郵便局、NHK山口放送局、テレビ山口株式会社、山口朝日放送株式会社、山口放送株式会社、山口ケーブルビジョン株式会社、山口新聞社の後援をいただき、開催期間6日間で延べ3,545人の来場者がありました。体験コーナーの体験者数では、古銭の拓本体験が464人、凹版印刷体験が601人、手すきはがき体験が726人と、小さなお子さんから、お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさんまで幅広い層のお客様に楽しんでいただきました。販売コーナーでは、「お札のはなし」、「日本紙幣肖像の凹版彫刻者」、「紙幣肖像の近現代史」などの関連書籍や凹版グリーティングカード、金運グッズ、お金にちなんだお菓子などを販売し、来場記念やお土産品に最適と多くのお客様に喜んでいただけました。この展覧会の様子は、地元のテレビや新聞等でも大きく取り上げられました。
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コインくん
(造幣局キャラクター) |
記念撮影パネル |
聖徳太子?? |
造幣局コーナー |

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大相撲理事長杯の展示 |
いろいろな勲章の展示 |
大法馬金(模造品)の展示 |
国立印刷局コーナー |

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さまざまなお札の展示 |
偽造防止技術体験 |
手すきはがき・凹版印刷体験 |
体験コーナー・実演コーナー
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古銭の拓本体験 |
コインの選別機体験 |
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